「うつ」は気分が落ち込んだ状態

■「うつ」は気分が落ち込んだ状態
 人が自殺するときには、未来への道が閉ざされて希望を失い、気分の落ち込みである「うつ」状態になっています。私達は多くの場合、仕事の失敗や金銭面での苦労、孤独、罪の意識、自分や身内の病気などのストレスが引き金になって気分の落ち込みを経験します。がん患者や企業経営者の自殺率が高い事が統計で明らかにされているように、ストレスが強すぎて感情が最大限にネガティブに傾くと、自殺思考を持ちます。
しかし、うつは心がひいた風邪のようなもので、気分の落ち込みは一時的です。そのため、原因が解決されると立ち直る事ができるのです。

しかし、原因がないのに気分の落ち込みを鎮めることができず、悲しみや不安から逃れられなくなる場合には、うつ病であることが疑われます。症状としてはイライラ、不安定、不安、自責感、孤独感、劣等感、絶望感、泣けてくる、おっくう、会話をしたくない、集中困難、考えが進まない、自殺志向などがあります。
また疲れやすい、睡眠障害、浅眠、入眠困難、早朝覚醒、無表情、性欲低下などの身体症状、登校・出社拒否、依存傾向(アルコール中毒、ギャンブルに没頭)などの行動をとることもあります。

うつは、人生をつまらなくさせるだけでなく、健康に悪い影響を及ぼします。
たとえば不安感やうつに苛まれているとき、免疫力が著しく低下し、がんにかかりやすくなることが確かめられています。